
家族の重なりをみつける
DATA
- 団地名
- 茶山台団地
- 間取り
- その他
- 広さ
- 91.68㎡
- 完成年度
- 2021年度
CONCEPT
それぞれの空間を木フレーム家具でつなぎ、余白部分に8の字の回遊性を持たせることによって、空間が分断されず重なり合い、さまざまな場所で「家族の風景」を「重ねて」みつけることができます。子どもとの距離感は成長と共に変化していくことを想定し、親子のつかず離れずの距離感を生み出します。大人のためのワークスペースやデスクは、玄関やリビング、寝室に隣接して設け、多様な働き方に対応させています。
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リビング・ダイニングのある側のお部屋。
まずはワークスペースのフレームが出迎えてくれます。

ワークスペースのフレームを回り込むとリビングが。
印象的な風合いのコンクリート壁が、北側の優しい光を受け止めます。

リビングのとなり、ワークスペースの正面の図書コーナー。
一点に絞った照明が没入感を高めてくれます。

南側のキッチンフレームとダイニング。
キッチンの奥にはコンセントが充実したパントリーが。

寝室のある側のお部屋。
玄関の正面に身支度スペースがあり、玄関が渋滞する慌ただしい時間に嬉しいですね。

小さい方の寝室2。
勉強スペースを挟んでロビーというセミパブリックな場所があり、シーン毎に使い分けができそう。

作り込みすぎず、シンプルなWIC。
向かい側の身支度スペースと合わせて活用すれば便利さ倍増です。

大きい方の寝室1とおしゃれスペース。
フレームはすべて上部が骨組みだけになっているて、光と風がよく通ります。

おしゃれスペースを挟んだ寝室1の反対側は洗濯や物干コーナー。
木の扉を隔ててお風呂などの水回りが。

洗面台やトイレもお部屋の雰囲気を引き継がれていて、木材やコンクリートの質感が素敵です。

2つあるトイレの、こちらは寝室側のもの。
洗面室と一室空間で、インテリアもしっかり行き届いています。

窓のある明るい浴室。
保温性がありお手入れのラクなユニットバスです。
クリエイターの声

緑豊かな住環境と光にあふれた住居に感激!末長く家族の歴史が紡がれるプランを提供したい
インタビュー
STUDIO RAKKORA ARCHITECTS
(木村日出夫 氏/木村淳子 氏)